山形在来作物研究会

10月31日、山形県酒田市国体記念館にてやまがた庄内農山漁食まつりが開催され、そのなかで「全国ねぎサミット2015in酒田」が盛大に開催された。全国ねぎサミットは2010年から全国各地のネギ生産地で開催されてきたが、東北開催は今回が初めてという。北は青森から、南は兵庫県まで全国各地のネギ生産者がご当地のネギを持ち寄って試食を兼ねたPRを行った。これほど一気に全国のネギを食べたのは初めてである。
 午後からは山形在来作物研究会公開フォーラム「ユニークなねぎがいっぱい!!」が近くの別会場、酒田市公益ホールで開催された。東北農研センターの璞光氏による基調講演「ユニークなねぎがいっぱい! 日本の在来ねぎの多様性」が行われた。質疑の中で、璞氏から地元酒田市の平田赤ねぎは、おそらく冬期休眠性を持つ耐寒性の強い「加賀群」のネギに分類されるだろうという返答があり、平田赤ねぎが属する分類群が今回ネギの専門家により初めて明らかになった。
 基調講演に続き、パネルディスカッション「語ろう!おらがねぎのすばらしさ」が開催され、青森県南部町の南部太ねぎ、福島県郡山市の阿久津曲がりねぎ、群馬県下仁田の下仁田ねぎ、埼玉県深谷市の深谷ねぎ、山形県酒田市の平田赤ねぎの生産者から、ご当地ネギの魅力、これまでの取り組みや現状と課題について語っていただいた。産地ごとに地域の人々と連携した魅力的な取り組みが紹介されるとともに、例外なく後継者問題に直面している現状も紹介された。
 夜は、ホテルリッチ&ガーデン酒田にて各地の生産者たちと全国ねぎサミット交流会が盛大に開催された。全国ねぎサミットが開催されることで、全国各地のネギ生産者たちが自分のネギの振興を図ると同時に、各地の生産者たちが互いに顔見知りになり、横の連携が強まり、国内のねぎ生産の質と量を高めていこうという気持ちを高めることにつながっているように思えた。



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