山形在来作物研究会

 去る1月26日(土)、山形県米沢市のグランドホクヨウにて、山形・おきたま食の力シンポジウム(兼、H24年度在作研公開フォーラム)「保存食の底力」が、山形在来作物研究会・おきたま食の応援団・やまがた食産業クラスター協議会主催、山形大学・置賜総合支庁共催、置賜農業振興協議会後援で開催されました。
 当日はあいにくのこの季節らしい吹雪の天候となりましたが、山形県内外から最大定員300名の会場にそれを上回る会員・非会員の方々にご参加いただきました。会場に入ると、置賜総合支庁の計らいで、正面には啓翁桜、通路にはアルストロメリアが見事に飾られ、華やいだ雰囲気で来場者を出迎えていただきました。
 第一部の公開フォーラムでは、まずたかはた食文化研究会顧問の島津憲一氏から置賜・山形の保存食について非常に興味深い話題提供をいただきました。それにひきつづき、平 智氏のコーディネートのもと、島津氏、米沢商工会議所女性会会長の吉澤和美氏、ノンフィクション作家の島村菜津氏、江頭によるパネルディスカッションが行われ大いに盛り上がりました。
 第2部では別室の大部屋で、食体験と地域食材発見コーナーがもうけられ、地元のレストランと複数の産地直売所が保存食と試食を持ち寄り、参加者にふるまいが行われました。
 県が実施したアンケートでは第1部、第2部とも92%以上の人が満足と答え、「こんなに楽しくて意義のあるフォーラムは初めてです」、「保存食の底力を改めて勉強になりました」、「置賜の保存食を改めて見直しました」、「私達が今しなければいけないのはそれを伝承することなんですね」といった感想が寄せられました。
 


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